職場のコミュニケーション向上の原則

横浜市青葉区の社労士の澤辺です。

職場のコミュニケーション向上のためにはどのようにしたら良いでしょうか?

簡単に取り入れられることは、接触頻度を増やすということです。

人間が親しみを感じるのは、接触時間より、頻度です。

例えば、上司と部下の関係。月次で1対1で2時間程度面談の機会があるとします。
特別な事情で月次にしなければいけないのであれば別ですが、昔からの慣習で、なんとなく月次でやっているのでしたら、
それよりは隔週で1時間の方が良いですし、さらに言えば毎週30分の方が良いです。

職場によっては、上司と部下が、必ずしも毎日顔を合わせないケースもあります。

直接の接触ではなくても、メールとか電話とかあるいは社内システムとかでも接触は出来ます。

しかしながら、ただ接触するだけでは、部下にしてみれば細かく管理されているようで、うっとうしく感じてしまうこともあります。

部下が嫌なのは、「ほったらかしにされている」「気にかけてもらえないこと」であって、細かい管理を求めているわけではありません。形式的に接触を増やすでは、余計にストレスを感じてしまう可能性があります。部下にとって「有用な」接触が大事です。「ちゃんと気にしているよ、見ているよ」と感じてもらえるような配慮は必要です。

御社の職場で、上司と部下においてでも、同僚の間においてでも良いのですが、コミュニケーション向上に、接触頻度という視点をぜひ取り入れてみて下さい!

ご質問はこちら